世界的に活躍する建築家・隈研吾の15年間の歩みを記録したドキュメンタリー。「湘南予告篇映画祭」などを主催する映像作家・岡博大が、大学時代の恩師である隈研吾の代表作品とその叡智を後世へ継承するべく自らカメラを手に取り、2010年から15年をかけて自主制作として撮りあげた。 撮影を開始して間もない頃に起きた東日本大震災に伴う東北での復興プロジェクトを始め、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のメインスタジアムとなった国立競技場や、東京大学隈研吾研究室での建築教育の現場など、世界16カ国80以上のプロジェクトを撮影。常に新たな建築のあり方を問いかけ提案し続ける隈研吾の姿を、俳句のように断片的な映像の連なりで描き出す。東北では、南三陸や陸前高田、登米などの復興プロセスや市民の日常の記録映像を通じて、日本人の復興の知恵を伝える。